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【大阪大学病院の体験談】私が新型出生前診断(NIPT)を受けた理由

36歳で待望の第一子を妊娠しました。

嬉しい気持ちはもちろんありましたが、それ以上に健康な子が生まれてきてくれるのだろうか?という心配の方が大きなウエイトを占めていました。

そこで私がとった行動が、病院でNIPTを受けるという事です。

NIPTさえ受けて安心出来れば、その後のマタニティライフも楽しく過ごせると考えたのです。

私が選んだクリニックについて

私が新型出生前診断を受けるために選んだ病院は、大阪大学病院です。

選んだ理由は、病院の規模として大きく安心感があったからです。

妊婦検診でお世話になっているクリニックからも信頼できる病院として名前が出ました。

自分で調べた時も、阪大病院はNIPTの実績が豊富で、一人ひとりの患者にきちんと対処されている印象を受けた事が決め手となりました。

夫には事前に相談をしたか?

自分の一存で決められる事ではないので、もちろん夫にも相談しました。

最初は夫からは大反対されました。

一番の理由は費用が高いという事ですが、「調べてみてどうするの?」と聞かれた時はドキッとしました。

夫は元々深く気にしないタイプで、高齢出産についても不安には感じていない様子でした。

「もしダウン症だったらどうする?」という私の質問に対しても、「そうなったら仕方ないんじゃないの?」と言われ、何となくホッとしたのを覚えています。

ただ夫の気持ちを知った後もモヤモヤした思いは消えませんでした。

私が終始暗い顔をしているので、夫も精神衛生上良くないと判断したのか、最後は根負けして一緒に病院へ行ってくれる事になりました。

実際、検査を受けてみた感想、受けてよかったか?

NIPTは血液を採取するだけの簡単な検査ですが、大阪大学病院で受ける場合は全部で4回通わなければならず、これは少し手間だと感じました。

自分の意思がきっぱりと決まっている間にサッと検査を済ませたいと思っていたのですが、検査を受ける前に妊婦検診とカウンセリングを受けておく必要がありました。

特にカウンセリングでは「もし陽性だったらどうするのか?」という核心に迫られ、その時も上手く返事が出来ませんでした。

おそらく心の中で自分は絶対大丈夫だと思い込みたかったのだと思います。

そして自分は大丈夫だけれど、より安心出来るために確認の意味で検査を受けたいというのが本音でした。

無事に検査が終了し、結果が出るまでの期間は非常に長く感じられました。

そのため陰性という結果を聞かされた時は、全身の力が抜けるほどホッと安心出来たのを覚えています。

私は神経質で、何か心配な事があるといつまでもクヨクヨ悩んでしまうタイプなので、結果的にはNIPTを受けて良かったと思います。

その後は何の不安もなく、出産を迎えられました。

新型出生前診断(NIPT)検査を検討している方へのアドバイス

私は運良く陰性の結果を貰いましたが、もちろん陽性の結果が出る人もいます。

そして陽性反応が出た場合は、今度は羊水検査を受けるか否か、さらにその結果を踏まえて中絶するかしないかの選択に迫られます。

もしNIPTで陽性になった場合、その先はどうするのかについてしっかり家族で話し合っておく必要があります。

ちなみに私は夫に相談した時、万が一ダウン症の子供が生まれてもきちんと育てていくという思いを伝えられていたので、その先の羊水検査までは考えていませんでした。

新型出生前診断は決して安い費用ではありません。

また人生を左右しかねない判断を迫られる事になるため、しっかり話し合って夫婦の気持ちが同じ方向へ向いていることが大事だと思います。

後悔のない選択をしよう

NIPTは賛否両論がある検査です。

私も陰性という結果を貰った後、安心するとともに命を軽く考えてしまったような罪悪感がありました。

ただダウン症の子供が生まれた時、愛情を持って育てられる家庭もあれば、育てられない家庭もあります。

親子ともに不幸になるのなら、早い段階で決断するのも悪い事ではありません。

どちらにしても、将来的に後悔しない選択をする事が大切だと思います。